ベルギー

 首都ブリュッセルから東へ130キロ、リエージェ県の南東に位置するスパはローマ時代から 開かれた温泉地である。ちなみにスパという町の名前は、温泉を意味する「スパ」の語源となった。 中世以降は上流階級のリゾート地として名高く、かつてロシアのピヨートル大帝や フランスの文豪ビクトル・ユゴーもこの地に遊んだという。市内にあるテルム・ド・スパ、 グランド・カジノをはじめ、19世紀の建築群が往年の繁栄を物語っている。


往年の繁栄ぶりを伝えるスパの町並み