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『続日本紀』にその名がみえる高清水は、古代秋田城の跡で、現在、公園となり市民の憩いの場となっている。
酒銘は、一般公募のなかから選ばれたものであるが、秋田の由緒ある地名に恥じない質と量を誇る。蔵元というから、もうすこし郊外に位置するものと考えていたが、市内の中心地に近代的施設が立ち並ぶ堂々たる構えである。 昭和19年(1944)、企業整備令によって市内の12の酒造家が合同して発足した。戦後、次々と各種工場、物流倉庫、貯蔵庫、また集中制御によるハイテク精米工場を建設し、東日本トップの座を占めている。 かつて名杜氏の名をほしいままにした鶴田百治は「鯛のような酒を造りたい」と言ったそうであるが、ほんのりと口中に残る香、旨味を、日本を代表する魚の鯛にたとえたものであろう。 鶴田のめざした繊細な酒造りと、近代的な工場とはイメージを異にするが、細部に至まで行きわたる技と勘は受け継がれ、全国に広がる愛飲家がしっかりと支えている。 |
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絞りの作業 | もろみの櫂入れ作業 | ||||
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[社名]秋田酒類製造株式会社 [所在地]〒010-0934 秋田市川元むつみ町4-12 TEL018-864-7331 TAKASHIMIZU Est. in 1944 Akita Shyruiseizo Ltd. 4-12 Kawamoto-mutsumicho, Akita, Japan TEL81-18-864-7331 |